

手のひらの灰を 握りしめた
まだ熱があると 信じたくて
風が頬を すり抜けても
この心は 消えないまま
止まった時間が また動き出す
壊れた声でも まだ届くなら
火種はまだ この胸にある
見えない炎が 僕を焦がす
過去の傷が 光になる
消せない痛みが 生きてる証
夜明け前の 街の匂い
冷たい空気が 心を刺す
誰もいない交差点で
息を整えて 歩き出した
止まった時間が また呼吸する
灰の中から 光が滲む
火種はまだ この胸にある
見えない炎が 僕を焦がす
終わりのあとで 始まる音
この痛みさえも 僕を動かす
- 作詞者
灰の距離
- 作曲者
灰の距離
- プロデューサー
灰の距離
- ギター
灰の距離
- ベースギター
灰の距離
- ドラム
灰の距離
- ボーカル
灰の距離

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火種 (オリジナルver)
灰の距離
まだかすかに残る熱がある。
過去の痛みとともに灯るその火は、
静かに、しかし確かに、次の光を照らす。
灰の距離が描く、“再生の瞬間”を刻むエモーショナルロックナンバー。
アーティスト情報
灰の距離
灰の距離は、佐藤怜(Vo/Gt)、森川蓮(Ba)、美咲(Dr)による日本の3ピース・ロックバンド。 冷えた都市の空気と内側に残る熱をテーマに、乾いたギターとタイトなリズムで焦燥と静寂を鳴らす。 そのサウンドは、NUMBER GIRLやFUZZY CONTROLに通じる衝動性と、現代的な無機質さを併せ持つ。 「燃え尽きる前の光」を描くように、灰の温度を測るように、彼らの音は常にギリギリのところで生きている。
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