足元に波一つ
押し寄せてく 何度も
砂に残した跡が
灰と成って 儚く散った。
君を追いかけて此処に辿り着く
たとえ誰も居ない海でも
水平線の彼方で笑う顔が
見えた気がしてならないんだ。
かつて君と歩いた 砂浜に座り込む
掌から零れる 藍を僕は
ただ見つめてた。
何十、何百回と此処に座り
月明りに独り照らされ
繰り返す漣を眺め続けた。
意味なんて無い 解ってるさ。
どれだけ経ったのだろう
離れ離れになって
君が好きだったこの海に
また僕は足を運んでいた。
忘れないように君の名前だけ
隣に刻み込み眺める
水平線の彼方で
漣が光散りばめ 君を映す。
- 作詞
虚箱
- 作曲
虚箱
虚箱 の“漣”を
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- 1
夏夜に馳せる
虚箱
- 2
雨の所為にした。
虚箱
- 3
日昏れ
虚箱
- 4
華を厭う
虚箱
- ⚫︎
漣
虚箱
- 6
彷徨スターゲイザー
虚箱
- 7
離さないでよ。 (Another ver.)
虚箱
- 8
ただ君に逢いたかった
虚箱
虚箱 1st mini album
夏の終わりの事。
窓際にある机に頬杖をつき、虚ろな目で部屋の隅を眺めていた。
意識が薄れていく最中、遠くで華の咲く音が聞こえた。
ほんの僅かに、山の向こう側から光が漏れ出していた。
僕は夏の魔力に誘われて、家を後にした。
とある山奥に暮らす、少年、少女の約束と別れを描いたコンセプトアルバム。
アルバム限定曲3曲と、旧曲の再レコーディング版、新曲「彷徨スターゲイザー」を収録。
アーティスト情報
虚箱
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