Lyric

揺れる架線の向こう側

白く空が光ってる

視界を埋め尽くす全部が

君ならばよかったな

いつも通り 期待なんてしない

何か願う程 傷を深めた

僕と君との並行なライン

交わらないのは僕らの愛

粋がって 訳知り顔で

誰も居ないのに 声を荒げた

暗い部屋で一人呟く 未来

誰も見た事のないような 花蕾

赤い空 揺れる雲 遠い日々

気の抜けた 缶コーラ 飲み干して

それでもずっと思ってた

思いどおりになるってさ

君や誰かを傷つけた

夢や希望の真似事で

バカじゃないの？ 何をそんなに

ムキになって 走り回ってんの？

やめてくれよ 僕の眼の前で

そんなものを振りかざすなんてさ

馬鹿じゃないの 誰もそんなに

傷ついたフリ 見たいわけじゃない

僕や君が 思っているほどには

誰も僕らを気にしてはないよ

白い朝 黒い夜 青い空

夢も見ない 朝は来ない

眼を伏せた

揺れる未来は向こう側

僕を嘲って 笑っている

視界を埋め尽くす全部が

僕を拒み 輝いてる

バカにすんな 何もこんな事

好きでやっているわけじゃないさ

やめろよ全部 僕の前で

見透かしたような顔をすんなよ

馬鹿にすんな 終わっちゃいないよ

何も満足しちゃ いないくせに

わかってるんだ わかってないよ

まだ何も始まっちゃいないだろう？

「いつかは」なんて思うほど

惨めになってゆくけど

それでも全部手にしたい？

大事なものは 解ってる

揺れる架線の向こう側

白く空が光ってる

視界を埋め尽くす全部が

僕らの未来を示している