歌詞

蒼い月に調べ乗せて

貴女の歌遥か遠く

孤独の中眠る夜は

寂しい風だけが友達

蒼い夜に一人啼いた

僕の声は届かず

森に響く闇の音は

静寂さえ眠らす

貴女はどこ？誰と笑う？

あの歌声もいつか

僕と違うヒトの物に

堕ちてしまう苛立ち

今、心が痛くて痛いよ

今、直ぐに逢いに行きたい

貴女が残した恋の病が

僕と貴女が過ごした証

嗚呼、月も見えぬ夜は

貴女想う独りきりで

嗚呼、夜に咲いた華は

独りぼっちバラバラ

嗚呼、月が見えなくなる

貴女の影さえも見えず

嗚呼、丘で歌う貴女

見惚れていたあの日まぼろし

獣の恋心は

叶わないが世の常

抗えぬこの血潮

刻まれしは憎きこの罠

嗚呼、星も見えぬ夜は

貴女想う独りきりで

嗚呼、流れ星が落ちて

叶わぬ夢バラバラ

嗚呼、夜に融けて消えた

貴女の香りさえしない

嗚呼、丘で歌う貴女

見惚れていたあの日も

嗚呼、月も見えぬ夜は

貴女想う独りきりで

嗚呼、夜に咲いた華は

独りぼっちバラバラ

嗚呼、月が見えなくなる

貴女の影さえも見えず

嗚呼、丘で歌う貴女

見惚れていたあの日まぼろし

幻影だけ抱きしめても

幻聴だけ聴きほれても

結ばれない

哭き叫んで消える

月夜の夢