歌詞

最後のドアが閉まる音

まだ耳の奥で響いてる

あなたが残した沈黙が

今もずっと消えないまま

言葉よりも　視線よりも

欲しかったのは　たった一つ

あの日と同じ声で

私の名前を呼ぶこと

もう一度、名前を呼んで

忘れたふり　できないから

ぬくもりも　やさしさも

何ひとつ　嘘じゃなかった

最後のその声が　欲しかっただけ

並んで歩いた道を

今は一人で通り過ぎる

景色は何も変わらないのに

あなたのいない今日が寒い

思い出にしがみつく

弱さを笑ってもいい

でも心の奥では

まだ待ってる名前の呼び方

もう一度、名前を呼んで

ほんの一秒でいいから

さよならの代わりに

その声を聞かせてほしい

私のすべてが　そこにあるから

あなたに出会えて

私は変われたよ

だから最後くらい

ちゃんと　名前で終わらせて

もう一度、名前を呼んで

忘れたいのに　忘れられない

泣きたくなる夜には

そっと耳を澄ませてしまう

あなたの声だけ　探してしまう

もう一度、名前を呼んで

夢でもいい　呼んでほしい