歌詞

笑って「平気」と言ったけど

ほんとは少し震えてた

あなたの背中が遠くなる

その瞬間に気づいてた

強くならなきゃって

何度も言い聞かせても

心の奥の声だけが

嘘をつけなくて

胸の奥が泣いている

静かに　誰にも見えない場所で

忘れたふりの笑顔の裏で

崩れてゆく　想いがあるの

あなたにはもう　届かなくても

ふたりで歩いた帰り道

季節だけが　変わってゆく

言葉にならなかった想い

置き去りのまま　残ってる

時間が癒すなんて

きっと嘘だと思った

優しさの記憶ほど

傷つくものはない

胸の奥が泣いている

そっと　名前を呼んでしまう夜

会えないって知ってるのに

声だけがまだ　そばに残る

愛しさだけが　消えないまま

誰にも見せない涙が

あなたの夢に届いたら

「ごめんね」じゃなく

「ありがとう」だけ言わせて

胸の奥が泣いている

だけど　少しだけ前を向いて

あなたを想う痛みさえも

いつか優しさに変わるように

私は私を　抱きしめるの

胸の奥が泣いている

それでも明日は　やってくるから