Lyric

机の上に広げたメモ帳は1冊

最後ミスして破って捨てた

書き直しなんてしないよ

思い出すことができないから

ノートの文字は黒とたまに赤色で

まるで海に沈んでく蒸気船のように

"何も残らないかもしれないな"

言えない

言えない

言葉ばかりを僕はメモに書き残したんだ

消したいのに

消えないほどの

強い力で描きたかったなにかを

インクでぐちゃぐちゃにして丸めて

その後に広げてみたんだ

ゴミにしか見えなかった僕の心は

多分汚れてるよな

絡まってる頭の中

それとこのメモは誰にもわからない

月まで空高く飛んでいけるかも

そんなことなんてできるはずないけど

このメモに残せば

このメモに残せば

このメモに残せば

誰かに伝わるかな

伝わればいいな

体ボロボロ

星屑のようにはなってないけど

遠くに行きたいの

多分逃げたいわけじゃないけど

あの真っ黒なノートに

名前を書けば

死んじゃうかな

みんなに見えないものが

見えてるから

この先は言えないよな

やることがなくなったから

ペンを置いて

スマホを閉じて

何もしたくないから

電気を消して

静かしていよう

絡まってる頭の中

それとこのメモは誰にもわからない

月まで空高く飛んでいけるかも

そんなことなんてできるはずないけど

このメモに残せば

このメモに残せば

このメモに残せば

誰かに伝わるかな

伝わればいいな