Along homeのジャケット写真

誰かを救う言葉では私は誤魔化せない

爪が伸びては爪を切る

ずいぶん正直だ

あのトラフィックライトチカッと光り

大半が疾走

あのトラフィックライトチカッと光り

背反して失踪

間が抜けた返事

それは無視

力ぐわっと入れても続かない

どんでん返し

期待して

積み上げるものに目もくれていない

手の届かない場所を

見上げることすらため息

靴紐を結ばず歩く

泣きもしないで笑いもしないで

ただ時間だけが消えてゆくのさ

見えないまま消えてく

誰かを救う言葉では私は誤魔化せない

「あとちょっと聞いてけ」って言ったって

ダメダメきっと損するもんさ

憧れているだけではきっと

明日も今日と同んなじさ

爪が伸びては爪を切る

何かとつけてずいぶん正直だ

「期待しない」がだいぶ

うまく生きることの内なるコツ

そんなようなことを言えば得

してるやつ折りたい大腿骨

唾をかけても鎮火できない程の

夢とロマンと愛で歩道を

満たすためのアイデア

脳みそからまだでて来ないが

ドアを閉めて鍵をかける

見るつもりなくてもテレビつける

再放送だらけの名シーン

新しい スター見たくて飛び出ても

「シーン、、」

季節問わず風当たり冷たいのは個を磨く

ほかにやり方しらない

まだ恥をかくしかできることはない

忌み嫌っていたものが

日々のおかずになってしまうのを

認めざるを得なくなって今は

多分輝いていないのかもな

理想を語るが今を見ない

夢を見るのは造作ないしかし

一歩の次の二歩がない

まずは自分で生きてみる

誰かを救う言葉では私は誤魔化せない

「あとちょっと聞いてけ」って言ったって

ダメダメきっと損するもんさ

憧れているだけではきっと

明日も今日と同んなじさ

爪が伸びては爪を切る

何かとつけてずいぶん正直だ

ああしたいとか

こうしたいとか

言葉が地面に散らばっている

気づかずにまた

地層が増えてく

ないものとか

放したものが

回る回るとき息絶えていて

どうにかこうにか

なんとか分身をするのです

  • 作詞

    ジュンヨシハラ

  • 作曲

    ジュンヨシハラ

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アトリエ・アルマジロに所属する吉原 潤が、ジュンヨシハラとして初の完全個人制作をしてできたアルバム。

新型コロナウイルスの影響により、外出自粛を余儀なくされた多くの人が自宅で新しいことを始めようと考え、始めたかもしれません。自粛が緩和した後にも続いている人はどれだけいるだろうか?
新型コロナウイルスにより本当に必要な仕事や本当に自分がやりたいことが浮き彫りになり、それに対してかける時間がどれだけ重要であるかわかってきた今、夜から朝までなんとなく過ごしている人に「それでいいのか」を問いかける作品となっている。

アーティスト情報

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