歌詞

さよなら告げた　あの日の夜

何もなかったかのように

過ぎてく日々

桜舞い散る頃のキミは

目を合わせるだけで

少し照れたりして

「もうちょっとほらこっち向いて」

触れたくて手を伸ばした

柔らかなその瞳に

僕はもう居なかった

気付いていないフリをして

優しく抱きしめた

なかった事には

できなかった この想い

散らかった部屋には

お揃いのピアス

来なかった ２人で

帰った日々はもう

キミが思い出すことは

きっとなくて…

扉の向こう側のキミは

知らない人みたいな仕草で笑う

「ねぇちょっとだけ声聞かせて」

トークボタン押せないまま

何やったってこの気持ちに

嘘はつけなかったんだ

忘れてしまいたくて

傷付けて逃げてしまった

なかった事には

できなかった この想い

怖かった本当は

愛し合う度に

重かった ２人で

支え合ったフリも

キミが振り返ることは

きっとなくて…

深かった 傷はもう

塞がったはずなのに

好きだった映画の続きが出る度

見たかった 2人で 笑顔も涙も

全部受け止めてくれたから

なかった事には

させなかった この想い

重なった指には

お揃いのリング

誓った もう二度と

離さないと言って

ぎゅっと 抱きしめた

腕の中のキミへ