

奏でゆく空の音はやがて塵となりて
積もりゆくそれはつまり悠久の旅で
さんざめく声はされど鳴り止まないままで
降り頻る繰り返しの 一歩 また一歩
語り継いだ御伽噺 解き明かした先は
絡みついた過去の痛み 囲み込んで消えた
まだ眼は閉じたまま けど視えた気がした
伸ばした手で掴む空よ
夢と現と 行ったり来たりして
虚に嘯く ただ血を吐く 立ち尽くす
指切り約束交わしあって
白々しく叫んでた
ありもしない未来 痛い誓いの言葉
思い出せないや ごめんね
見え透いた嘘なんて 息するのと同じで
喜怒哀楽の間ばかり 選りすぐっていたり
投げかけられた愛も 向き合わないで今日も
陽はまた登り繰り返す 僕の時計動き出さず
終わりなんて疾うにきていた わかってた本当は
何もかもが自惚れだって 知っていたんだずっと
ひび割れた声 無人の客席 「よかったよ」の呪い
全部痕深く 疼く
奏でゆく空の音はやがて塵となりて
積もりゆくそれはつまり悠久の旅で
さんざめく声はされど鳴り止まないままで
降り頻る繰り返しの 一歩 また一歩
語り継いだ御伽噺 解き明かした先は
絡みついた過去の痛み 囲み込んで消えた
まだ眼は閉じたまま けど視えた気がしたのは
きっと幻
「まだまだこんなんじゃない なかなか本気になれない」
さらさらない曲げる信念も 描く理想も
利息だらけ嵩んで 家計は火の車で
規則正しい暮らしもとんとご無沙汰なくらいだ
手に入れたものなんて ただの欠片もなくて
有象無象ばかり 異常気象は常に high&low
這い上がろうとしても 僕はすでに雁字搦めで
なんて惨めで くだらない物語
時代遅れのロックスターに憧れたのはいつだ?
期待ばかり肥大となり痛い目見たの誰だ
君も知ってたんだろうな 「It's not over」
独り呟いたまま泣いた 耕した道荒れ放題だ
散々言ったはずだ お前には才能も華もないんだ
段々分かってきたか 身の程知らずのtrushman
どうだっていいだろ最早 世間体なんて今更
側から見ればイカサマ でも最後笑えりゃいいから
深々と降り注ぐ白い涙
真実と不幸せを写してた
惨憺たる人生に餞を
燦然とした未来に花束を
奏でゆく空の音はやがて塵となりて
積もりゆくそれはつまり悠久の旅で
さんざめく声はされど鳴り止まないままで
降り頻る繰り返しの 一歩 また一歩
語り継いだ御伽噺 解き明かした先は
絡みついた過去の痛み 囲み込んで消えた
まだ眼は閉じたまま けど視えた気がした
伸ばした手で掴む空よ
「明日天気になぁれ」
- 作詞者
荻野雄輔
- 作曲者
荻野雄輔
- プロデューサー
荻野雄輔
- ギター
荻野雄輔
- ボーカル
荻野雄輔

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ストリーミング / ダウンロード
- 1
氷点下
荻野雄輔
- 2
Haze Days
荻野雄輔
- 3
Gypsy
荻野雄輔
- 4
凪
荻野雄輔
- 5
弱虫モノローグ
荻野雄輔
- 6
君の隣で見た空は
荻野雄輔
- 7
evergreen
荻野雄輔
- 8
アメアガレ
荻野雄輔
- ⚫︎
フキョウノハナ
荻野雄輔
- 10
Wanderer
荻野雄輔
荻野雄輔の活動20年の集大成となるベストアルバム。
活動開始時のソロプロジェクトや、後に結成したバンドAmeSol(アメソル)時代の音源も収録。
全10曲入り。
アーティスト情報
荻野雄輔
▲北海道旭川市出身音楽屋 ▲ボーカル&ギター弾き語り講師 ▲ステージ上から裏方まで諸々手広く活動中 ▲ツイキャスにて【OG:RADIO】不定期配信中