歌詞

ああ春の風

流さないで聞いて

ある朝 君が

ふざけた寝ぐせ

三日月みたいなんて

笑ったから

5時間目 晴れ

窓の向こうに

白く浮かんだ

シルエットに気づいた

夕暮れどき迫るほど

きらめく月に

手を伸ばしてる

それは君の

瞳の中にあった

君だけ 君だけなんだ

つい寝過ごしても

夢見るのは

君だけ 君だけだから

チャイムが鳴る前にちゃんと

言葉で伝えるからさ

春の風

流さないで聞いて

放課後 君は

つぼみ数えて

「もうすぐだね」なんて

嬉しそうで

桜並木は

まだ眠ってる

もう少しだけ

待っていてよお願い

花咲くとき迫るほど

さよならなんて

うまく言えないな

それは君の

笑顔のせいだね

君だけ 君だけなんだ

呼んでみただけで

声がゆれる

君だけ 君だけだから

弾けそうな想いじゃまだ

言葉が足りないからさ

春の風

あと少し待っていて

今だけ 今だけなんだ

何も言わないで

いられるのは

君だけ 君だけなんだ

つい寝過ごしても

夢見るのは

君だけ 君だけだから

チャイムが鳴る前にちゃんと

言葉で伝えるからさ

春の風

流さないで聞いてね

ああ白い月

瞳を離さないで