

夜空を焦がした
宴は止んで
祭りの後に
風が吹く
君の浴衣が
汗で張り付く
安っぽい
火薬の匂いだけ
残して
見上げれば
星もない鉛の空
僕らの視線は
足元へ落ちる
ビニールの袋
ガサガサ鳴らして
取り出したのは
終わりの合図
これが最後ねと
君が笑うから
ライターの火で
指を焦がした
落ちないで
落ちないで
揺れる火種を
見つめてた
まばたきさえも
罪になるような
チリチリ燃える
二人の距離
愛してるなんて
言えないままで
アスファルトの上
ポトリと落ちた
僕の
ハートみたいに
音も立てずに
朱色に染まる
君の横顔
触れたら
壊れるガラス細工
綺麗だね
なんて陳腐な台詞
煙に巻かれて
消えていく
永遠に続けと
願うほどに
熱を帯びてく
この痛みは
火傷みたいに
跡を残すだろう
行かないで
行かないで
最後の花火が
燃え尽きる
闇に咲いた
散り菊のように
儚い夢と
知りながら
抱き寄せて
口づけをして
熱帯夜の幻でいい
火傷するほど
強く抱きしめて
行かないで
行かないで
最後の花火が
燃え尽きる
闇に咲いた
散り菊のように
儚い夢と
知りながら
抱き寄せて
口づけをして
熱帯夜の幻でいい
火傷するほど
強く抱きしめて
火が消える
落ちないで
落ちないで
- Lyricist
Almaria
- Composer
Almaria
- Producer
Almaria
- Mastering Engineer
Almaria
- Vocals
Almaria
- Background Vocals
Almaria
- Songwriter
Almaria
- Choir
Almaria

Listen to Zanka by Almaria
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Zanka
Almaria
アスファルトに落ちた最後の花火と、言えなかった「愛してる」。熱帯夜の幻に溶けていく、切なさ120%のサマー・バラード。
本作『残火』は、誰もが一度は経験したことのある「夏の終わりの切なさ」と「儚(はかな)い恋の終わり」を、指先で揺れる小さな火種に重ねて描いたエモーショナルなシングルです。
祭りのあとの静けさ、夜風に混じる安い火薬の匂い、汗で張り付く浴衣。
「これが最後ね」と微笑む君の横顔を照らす最後の花火を見つめながら、「落ちないで」「行かないで」と心の中で叫び続ける主人公の葛藤が、まるで映像のように鮮明なリリックで綴られます。
過ぎ去りし夏の思い出に浸りたい夜や、胸の奥底にしまってある忘れられない恋を振り返りたい時に、そっと寄り添ってくれる一曲です。
Artist Profile
Almaria
「Alma(魂)」と「Aria(旋律)」を掛け合わせた「魂の旋律」を名に冠するバーチャルボーカルデュオ。美しくも残酷なダークファンタジーの世界から幾多の物語を歌い上げる。 決して交わらないはずの二つの命が、すれ違い、傷つきながらも不器用に響き合うエモーショナルなデュオボーカルが最大の特徴。圧倒的なコーラスワークと、確かな熱を帯びた詩(ことば)で紡がれる重厚なストーリーが、聴く者の胸の奥底に熱い火を灯す。
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