

柔らかな風が貴方の匂いを
運んだ気がした 空へ昇る
湿る潮風 赤い夕日
あの夏にまた触れている
貴方が編み込んだ陽だまりの羽織り
染み込む汗には気づけないまま
遊び回り 跳ねる私
蒸し暑い夏と目を閉じた貴方
悲しみに時を止めた貴方
私を憂いて彷徨い続けているの?
このままじゃ駄目だと思ったんだ
だから だから
心配性な貴方が
安心して眠れるように
何度悲しみに暮れても
決して自分を見失わないように
例え思い出せる
ことが少なくなっても
私 生きてるから
黄昏ひとりを求め歩くとき
貴方の心の破片を見つけた
口づけて 手放した
この先に貴方がいると知って
私が私であること
愛に気づいて 世界を愛すること
それがきっと貴方の願いだろう
だから だから
強く生きようって言葉を
交わしたあの日
何度も思い返して
ここにいるの
心配性な貴方へ
光よ降り注げ燦々と
貰った思いよ羽ばたけ
貴方を優しく照らす陽だまりになれ
例え思い出せる
ことが少なくなっても
見えない糸を感じながら
私 ここに生きる
- 作詞者
Yomiki
- 作曲者
Yomiki

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from Inner Summer
Yomiki
シンガーソングライターのYomikiが自身初となるシングル曲「from Inner Summer」を配信開始した。
亡き父へ送る究極の愛の歌。彼女の切ない歌声と力強い歌詞は、あなたの中にある何か大切なものを呼び起こす。
この曲があなたの心を癒してくれることを願って。
アーティスト情報
Yomiki
中学一年生の時に歌う楽しさに目覚める。 激動の十代を過ごした彼女であるが、いついかなる時も歌うことをやめなかった。 その後、ボイストレーニングやギターでの弾き語りを始め、およそ十年の時を経て「趣味の音楽」から「本気の音楽」へ。 シャープなガラス細工で、あなたの心に跡を残す。
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