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歌詞

ROOTS

怜吾

始まりはいつしか 手を真似て動かしてた

そんな昔話はもう、覚えていないけど

気がついたらとっくに引き返せないくらい

鳴り止まない音の中 泣き笑い怒ってた

声に出せぬ言葉をいつも奏でては

上手くいかない日々に苛立つ夜も音が鳴る

どこにも行けずに書き溜めた思いの欠片を

拾って歌にした 今夜も月が綺麗だ

夢が目標へと 理想が現実へと

変わるたびに出会う 途方もなく高い壁

「どうせ無駄なこと」と頭を抱えたり

唯一の生きがいだと頬を緩めたり

好きなだけじゃどうにも耐えられやしないけど

耳を塞げど巡る旋律を駆ける音

誰にも言えずに吐き出した思いは全部

汚くってやるせないけど僕の心が食べたものだから

そう、だからこんな感情すら歌にする言葉を

探している

好きなだけじゃ足りない でも好きじゃなきゃ始まらない

生きるために歌うのか 歌うために生きるのか

僕らは選ぶ その全部の権利を

持ってるのにいつも何かのせいにしては

「どこにも行けない」なんて嘆く 暗い夜に篭る

ああ、味のしない日々にすら

メロディが止まない

どこにも行けずとも書き溜めた思いを残さず

拾って歌にする 今夜も星が綺麗だ

  • 作詞

    怜吾

  • 作曲

    怜吾

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    ROOTS

    怜吾

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