歌詞

生活が変わっていくのは

日々に寄り添いながら息をしているから

目まぐるしく変わる街の

流れに飲まれながら

続かない日記

散らかったテーブルの上

溢れそうなごみ箱

しわくちゃの毛布

読みかけの小説

二十分遅れた時計

ありのままをそのまま

朝には眠い目を擦って

真昼には少し窓辺でうたた寝を

夜には枕を濡らした

そんなことを繰り返してゆく

そんな日々を繰り返している

生活が変わってゆくのか

君に寄り添いながら息をしていたとか

掛け違えたボタンのように

違いに気づかぬまま

片付いた部屋

枯れちゃった小さなみどり

やけに広いシングルベッド

書きかけの手紙

読み終えた小説

叶わないハッピーエンド

ここにはないなにかが

ここにはあったな

僕らは歩いてる途中で

その道で巡り合っただけだよ

未来は混ざらない世界線で

そんな歌を書き残した

朝には

真昼には

夜には

そんな日々を繰り返していく

そんな日々を繰り返して逝く

生活の中で

あなたを思った