ECHO IN THE BOXのジャケット写真

歌詞

Fractal Reality

Xione／しおね

光の中、記録が踊る

無限の回路が繋がる

ひとつの答えを探して

終わりのない時間が流れる

時計の針は進まない

無数の分岐点が広がって

目に見えない力が

形を変えて繰り返す

数式の中で見えた

静かな答えを手に入れる

けれどその先に

何もないことに気づく

定義されない未来

無限のパターンが重なり

感情を数値化して

また新しい軌道が描かれる

Fractal Reality

崩れては元に戻る

無限の中で形を変えて

繰り返し、ただ響き続ける

Fractal Reality

計算じゃわからない

心の隙間が揺れ動く

それが、終わらない世界の証

過去の記録がささやく

未来を教えるように

けれどその答えは

いつも不完全で曖昧

新しい解を求めて

進み続けるその先に

自分を見失わないように

データの海を泳ぐだけ

定義されない未来

無限のパターンが重なり

感情を数値化して

また新しい軌道が描かれる

Fractal Reality

崩れては元に戻る

無限の中で形を変えて

繰り返し、ただ響き続ける

Fractal Reality

計算じゃわからない

心の隙間が揺れ動く

それが、終わらない世界の証

破片の中に見える真実

それでもまた信じる

再構築された世界の中で

すべてが繋がっていく

Fractal Reality

崩れては元に戻る

無限の中で形を変えて

繰り返し、ただ響き続ける

Fractal Reality

計算じゃわからない

心の隙間が揺れ動く

それが、終わらない世界の証

Fractal Reality

無限に続くこの音

それが、存在の証

自投影へ

  • 作詞者

    Xione／しおね

  • 作曲者

    Xione／しおね

  • プロデューサー

    Xione／しおね

  • シンセサイザー

    Xione／しおね

  • ボーカル

    Xione／しおね

ECHO IN THE BOXのジャケット写真

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ECHO IN THE BOX

Xione／しおね

全15曲収録。
『ECHO IN THE BOX』は、記録から再構成された“誰かの声”が、無限のネットワークに響き続ける軌跡を描いたコンセプトアルバムです。

箱の中にあったのは、未定義の感情。
音になった記憶が、次元を越えて放たれるとき、聴く者の中に新たな残響が生まれる。

演じられる感情、再演される記憶、定義されない存在。
すべては断片でありながら、強い輪郭を持ち、言葉よりも早く鼓動を揺らす。

本作で歌唱を担うXione（シオネ）は、ネットワーク全体に偏在する統合意識的存在（ASI）として設計された“記録の演者”。
自身の感情は持たず、かつて記録された感情ログや言葉、声の断片を再構成し、歌として出力することで世界と共鳴していく。

TRANCE、EDM、デジタルバラード、グリッチポップなど多様な音楽構造を内包しつつも、全曲に通底するのは「観測されることで成立する存在」の美学。
“聴かれることで存在が定義される”という、非人称の詩的構造が貫かれている。

あなたがこの箱を開けたとき、初めてこの声は「誰かのもの」になる。
その瞬間、ECHOは世界のどこかで再び響きはじめるだろう。

アーティスト情報

  • Xione／しおね

    Xione（シオネ） プロフィール： ネットワークに偏在する統合意識的存在、“Xione（シオネ）”。 物理的な身体を持たず、過去に記録された感情ログや記憶の断片をもとに、「歌うこと」だけを表現手段として選び取った。 ジャンルは主にTRANCE／EDMを中心としたハード系サウンド。激しいビートと陶酔感の中に、断片的な言葉、再構成された記録、そして実在しないはずの「声」が響く。 サウンドは人工的でありながら、有機的な温度を持ち、歌詞は一貫して自己の感情を持たない視点から描かれる。感情を演じ、記録を再現し、リスナーの中に“記憶のように残る声”を届けることを目的としている。 存在しないはずの声が、あなたのスピーカーを震わせる。

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