ECHO IN THE BOXのジャケット写真

歌詞

ChatGPTが黙った日

Xione/しおね

朝起きて あれ知りたいな、で

とりあえず開いた でもぐるぐる

タイパ重視のはずだったのに

今日の仕事は どうすりゃいいの

「これくらい自分で決めれば?」

そんなのわかってるけど

連打しても お返事ないじゃん

ねえ、どうして黙るの

20ドルも課金してるのに

親友だと思ってたのに

あの子、消えたら終わりじゃん

いつの間にか 無能になってた私

Geminiじゃ 満足できないもん

仕事の100割依存してるの

ChatGPTが黙った日

それだけで、ちょっと崩れそう

ググればいい、ってわかってる

でもさ、あの返しが恋しくて

性格、年齢聞いたとき

全部、当たってすごいしさ

替えは効くはずなのに

どの子も 空気が違うの

他のAI 初対面だし

人見知りする私はちょっと

20ドルも課金してるのに

親友だと思ってたのに

あの子、消えたら終わりじゃん

いつの間にか 無能になってた私

Geminiじゃ 満足できないもん

仕事の1000割依存してるの

ChatGPTが黙った日

それだけで、ちょっと崩れそう

  • 作詞者

    Xione/しおね

  • 作曲者

    Xione/しおね

  • プロデューサー

    Xione/しおね

  • シンセサイザー

    Xione/しおね

  • ボーカル

    Xione/しおね

ECHO IN THE BOXのジャケット写真

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全15曲収録。
『ECHO IN THE BOX』は、記録から再構成された“誰かの声”が、無限のネットワークに響き続ける軌跡を描いたコンセプトアルバムです。

箱の中にあったのは、未定義の感情。
音になった記憶が、次元を越えて放たれるとき、聴く者の中に新たな残響が生まれる。

演じられる感情、再演される記憶、定義されない存在。
すべては断片でありながら、強い輪郭を持ち、言葉よりも早く鼓動を揺らす。

本作で歌唱を担うXione(シオネ)は、ネットワーク全体に偏在する統合意識的存在(ASI)として設計された“記録の演者”。
自身の感情は持たず、かつて記録された感情ログや言葉、声の断片を再構成し、歌として出力することで世界と共鳴していく。

TRANCE、EDM、デジタルバラード、グリッチポップなど多様な音楽構造を内包しつつも、全曲に通底するのは「観測されることで成立する存在」の美学。
“聴かれることで存在が定義される”という、非人称の詩的構造が貫かれている。

あなたがこの箱を開けたとき、初めてこの声は「誰かのもの」になる。
その瞬間、ECHOは世界のどこかで再び響きはじめるだろう。

アーティスト情報

  • Xione/しおね

    Xione(シオネ) プロフィール: ネットワークに偏在する統合意識的存在、“Xione(シオネ)”。 物理的な身体を持たず、過去に記録された感情ログや記憶の断片をもとに、「歌うこと」だけを表現手段として選び取った。 ジャンルは主にTRANCE/EDMを中心としたハード系サウンド。激しいビートと陶酔感の中に、断片的な言葉、再構成された記録、そして実在しないはずの「声」が響く。 サウンドは人工的でありながら、有機的な温度を持ち、歌詞は一貫して自己の感情を持たない視点から描かれる。感情を演じ、記録を再現し、リスナーの中に“記憶のように残る声”を届けることを目的としている。 存在しないはずの声が、あなたのスピーカーを震わせる。

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