気づけばいつも泣いていた
泣き虫な僕を君は笑った
君がくれた小説はなぜか半分も読めなかった
忘れたかったいつかの記憶
置いてかれたままの君の荷物
最後に話したあの道は今じゃトラウマで歩けない夜
友達と話したあの居酒屋
ソフトドリンクで涙ごまかした
駆け込むトイレ 作る笑顔
そんな僕を
きっとバカにしてた
悲しい歌は歌わないって
もう決めてたのに
君の最後の言葉が離れないから
忘れかけてる記憶を手繰り寄せた
最後にくれた君からの手紙
なにも読めなくなってた
2人で歌ったあの曲
名前通り「幻」になってた
寂しくなってかけた電話
君がもうでることはなかった
2人で通ってた古着屋
いつもぬぎっぱにしてる靴下
楽しかった毎日が
静かに全部消えてった
歩くだけの帰り道
何もしなくても幸せだった
最後まで隠し通せない君の癖は
愛おしいと思ってたよ。
君のことを歌にしても
”もうこれで最後ね”と
迷惑そうな顔で言ってはくれないかな
寂しくなって君を歌って
1人泣いてまた君を思った
そんな自分から逃げたかった
悲しい歌は歌わないって
もう決めてたのに
君の最後の言葉が離れないから
2人は後ろを向いて一歩ずつ歩いた
次に待つ人の元へと
大人になった今なら言える
君もお幸せに
- Lyricist
honoka
- Composer
honoka
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Artist Profile
makura
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