

べつに 「そういう」気はないけど
胸の奥が ちくちくと疼いてる
私の内側 もうぐちゃぐちゃで
消えてしまいたい衝動が 静かに渦巻いてる
でも「踏み出す」勇気なんて
どこにも見当たらないし
この世界に残ってしまう
どうしようもなくて
全部 壊してしまえば
こんなに痛まないかな
布団の中で ひとり震えながら
鋭い棘が 奥まで刺さって
また胸の芯を 腐らせてく
全てが崩れ落ちたなら
何も感じなくて済むのかな
震えながら 夜をやり過ごして
また明日が 来てしまう
朝が来ても 構わないのに
目を覚ますたびに 動けない
過去という名の見えない縄が
足に絡みついて 離れない
思い出なんて もうないはずなのに
あの頃の痛みの欠片が
呪いのように 繰り返す
どうしようもなくて
全部 壊してしまえば
こんなに痛まないかな
布団の中で ひとり震えながら
鋭い棘が 奥まで刺さって
また胸の芯を 腐らせてく
全てが崩れ落ちたなら
何も感じなくて済むのかな
震えながら 夜をやり過ごして
また明日が 来てしまう
感情の残滓が まだここに残ってる
消えた傷のはずなのに 形を変えて蘇る
終わったはずの物語が
喉の奥で 燻り続けてる
いつになったら 静かになれるの
鋭い棘が 奥まで刺さって
また胸の芯を 腐らせてく
全てが崩れ落ちたなら
何も感じなくて済むのかな
震えながら 夜をやり過ごして
また朝が 来てしまう
それでも 目を開ける
それだけで 今日は終わり
- 作詞者
ぶぶ
- 作曲者
ぶぶ
- プロデューサー
ぶぶ
- ギター
ぶぶ

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Thorn (feat. 重音テト)
ぶぶ
『Thorn』は、ドロップチューニングによる重厚なヘヴィメタルサウンドを軸に、繊細なピアノやアンビエントな質感、トラップビートを織り交ぜた楽曲。
静かな夜の空気から巨大なギターサウンドへと移り変わるコントラストの中で、過去の痛みが「棘」のように残り続ける感覚と、それでも朝を迎えようとする心情を描いている。
冷たく沈んだ夜の香りと、激しさの奥に残る脆さを同居させた、ダークでドラマティックな一曲。
アーティスト情報
ぶぶ
茨城県出身のソングライター/プロデューサー。2025年5月より、Synthesizer Vによる歌声を用いた音楽活動を開始。楽曲ごとに異なる歌声を起用し、それぞれの声質や表現を生かした作品を制作している。 Djentやプログレッシブメタルに根差した重く緻密なギターリフを軸に、ピアノやストリングス、シネマティックな音響を重ね、日本語の叙情とモダンメタルの重量感が交差する楽曲を制作している。 静と動、脆さと攻撃性の対比を通して描くのは、孤独、葛藤、喪失、そして、それでも生きようとする意志。空想的な比喩と率直な言葉を行き来しながら、聴き手自身の記憶と結びつく物語を紡ぐ。 Dream Theater、Periphery、Kalafina、日本のゲーム音楽などから影響を受け、作詞・作曲・編曲からミキシング、マスタリングまでを自ら手がけている。
ぶぶの他のリリース
重音テト



