i wasのジャケット写真

歌詞

i was

PILE JAM

Glow up no matter the odds

この道で傷つこうとも

Glow up no matter the odds

誰かに笑われようとも

さがす24

止まぬ熱量

I was 平凡

ねぇいつかさえも

振り切った過去

間違いはない

残す足跡

笑われてた毎日

涙流す際に

かけた自己暗示

ほんとに嫌な感じ

私はそう平凡

まるで天才に変装

崩れかけたペースを

繰り返しこのテープを巻いては

出しゃばり

出る杭うたれる

打たれて

引き下がらない

勝ちか負けたならば

負けずに戦い続けて

忘れかけていた感情に

呼ばれ震える声の幻影に

揺れ動く心の想像に

触れてもう一度目覚めたい

Glow up no matter the odds

この道で傷つこうとも

Glow up no matter the odds

誰かに笑われようとも

さがす24

止まぬ熱量

I was 平凡

ねぇいつかさえも

振り切った過去

間違いはない

残す足跡

何も持ってねぇクソガキは夢を見る

出来ねぇ未来より胸張って上を行く

歳重ねて理不尽な恒を知る

ならばと諦めより運命を切る

初期衝動の上昇気流

に乗って今日も生きる

想像を創造する為に行動移す

平凡は俺たちの失敗が甘い蜜

俺たちは成功の為の失敗が蜜

当たり前に背を向け

自分で運命を描け

今のお前が未来のお前を照らせ

観客ゼロのステージ

再生数も回んねぇ

でも変わらないあの頃の憧れ

Glow up no matter the odds

この道で傷つこうとも

Glow up no matter the odds

誰かに笑われようとも

さがす24

止まぬ熱量

I was 平凡

ねぇいつかさえも

振り切った過去

間違いはない

残す足跡

  • 作詞者

    PILE JAM

  • 作曲者

    Lil Man$e

  • プロデューサー

    Lil Man$e

  • レコーディングエンジニア

    East Bro Studio

  • ミキシングエンジニア

    East Bro Studio

  • マスタリングエンジニア

    East Bro Studio

  • ボーカル

    PILE JAM

  • ラップ

    PILE JAM

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すべてがA面──PILE JAM、満を持して放つ1st MIXTAPE。

EP1枚、シングル複数のリリースを経て活動を重ねてきたヒップホップユニット・PILE JAM。
その精力的な制作活動の集大成として、全8曲入りの1stミックステープがついに完成した。

今作はタイトル通り「全曲がA面」。どの曲も主役級の存在感を放つ。
YouTuberとのタイアップで挑戦したロックテイストのビート、
トレンドを捉えたAfrobeatやSexy Drill、
そしてエモーショナルなトラップ──
ジャンルを横断しながらも“PILE JAMらしさ”を一切失わない、
幅広くも芯の通ったサウンドスケープを描き出している。

一方で、これまでの作品で築いてきた“優しさ”と“痛み”のバランス、
メロウで心に残るリリックと旋律は健在。
痛みを抱えたまま進む「I was」や「愚かなる」、
夜の情熱と誘惑を描く「Whatcha gonna do」、
現実に抗う「Defy」など──
それぞれの楽曲が独立した物語を持ちながらも、
全体を通して「いまのPILE JAM」を鮮やかに体現している。

トレンドを吸収しながらも、自らの感性で再構築する。
その柔軟さと芯の強さこそが、PILE JAMの真骨頂だ。
この作品は単なる“実験”ではない。
アーティストとしての覚悟を刻みつける「確かな一歩」であり、
日本語ラップの中で独自の存在感を放つ進化の証でもある。

録音、ミックス、アートワーク──
すべての工程にPILE JAMのDIYスピリットが貫かれている。
流行や再生回数の波に流されることなく、
“自分たちの音”を信じ抜いたからこそ生まれた、純度の高い作品。
シーンの中で異彩を放ちながらも、確かなリアリティを纏っている。

リリック面では、日常のリアルや葛藤、
そしてその中にある希望や優しさを丁寧に言葉へと落とし込む。
ストリートの現実を描きながらも、
そこには常に“生きていくことそのもの”への肯定がある。
聴く人それぞれの心に寄り添い、
痛みの中にも光を見出せるような詩情が流れている。

また、作品全体を通して感じられる“統一感”も特筆すべきだ。
多彩なビートアプローチを展開しながらも、
PILE JAM特有のリリックの温度感とサウンドデザインが核となり、
一枚のアルバムとしての完成度を高めている。
頭から終わりまで一気に通して聴ける“流れの美学”がここにはある。

このミックステープは、PILE JAMの“これまで”と“これから”を繋ぐ架け橋。
EPやシングルで見せてきた世界観をさらに深化させ、
アーティストとしての信念と成熟を感じさせる作品だ。

“すべてがA面”という言葉に偽りなし。
PILE JAMが今届けたい音、いま鳴らすべき言葉、
そのすべてがこの1枚に詰まっている。

2025年、PILE JAMの新章が、ここから始まる。

アーティスト情報

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