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11年に渡り開催され人気を博しながら惜しくもその幕を閉じた野外レイヴ・パーティー「Global Ark」その閉幕後に制作されたコンピレーション盤に収録されたオリジナル曲。バレアリックとテクノを繋ぐイメージで制作された楽曲を新たにエディット、ミックスした。
DJ / 音楽プロデューサー。高校時代から20代前半までパンク~ロックバンドでのギタリスト経験を経て、1989年にアシッドジャズの洗礼とともにDJカルチャーへ没入。 Chari Chari、そして Kaoru Inoue 名義での音楽制作やリミックスで数々の作品を残し、またクラブ、野外フェス問わず様々な現場でのDJ活動を通してオルタナティブなダンスミュージックの可能性を追求してきた。 2003年より自主レーベル "Seeds And Ground" を "Crue-L" 傘下に立ち上げ(2009年に独立)本名 Kaoru Inoue 名義でのダンス・ミュージックにフォーカスしたリリースを中心に現在に至る。一方、DJだけでは表現しきれない自身の豊かな音楽性は DSK こと小島大介とのミニマル・アコースティック・ギター・デュオ Aurora Acoustic の作品・ライブ活動に記されている。 2014年、12年ぶりに Chari Chari 名義を復活させ、ライブ・バンドとして再生、2016年に長尺曲のカップリング「Fading Away / Luna de Lobos」をアナログ・リリース。 2018年にはポルトガルのレーベル "Groovement" より、ダンスの狂騒から離れ、よりエレクトロニック〜アンビエントなどにフォーカスした Kaoru Inoue 名義でのアルバム『Em Paz』をリリースした。 2020年には Chari Chari 名義での18年ぶりの新作『We hear the last decades dreaming』を、2021年にはそのリミックス・アルバム『Mystic Revelation of Suburbanity』をリリース。エスニック風味のオーガニックなエレクトロニック・サウンドが話題を呼んだ。 2023年9月に屋久島ベースの出版社=キルティ・ブックスが発行する「SAUNTER magazine」の第6号、特集「屋久島の現在」限定版CD特典として『Dedicated to the Island -soundwalk & music for SAUNTER magazine-』をリリース。 その後、アナログマスタリングなど新たなプロセスを経て、2024年4月には RECORD STORE DAY にて、アナログレコードで全世界同時発売された(LP重量盤、ライナーノーツ付き)。 30年のキャリアを経てもなお、彼の音楽とサウンドは先鋭的でありながら、シーンを明るく照らす普遍性をもっている。 また青山のクラブ "0 Zero" にて隔月開催していた、アンビエントやニュー・エイジ、民族音楽、オブスキュア・サウンドまでを視野に入れた全方位型の音響体感パーティー "Euphony" は、0 Zero 閉店後も新たなかたちを模索しながら開催予定である。
Seeds And Ground