MISOPHONIA Front Cover

Lyric

Don't forget me

Rose Panna

如月になると 目に浮かぶ

桜より先に健気に 蕾を開く君の姿

ピンクの影を空に見るため

ここにいるわけじゃない

小さい時には 神童として

妬み嫉みを身に受けて なお頂へ登り詰めた

私が今や眺めるものは

濁る海の最果て

私が眠る場所はここじゃない

君が凛として冬を耐えて待っている

私が眠る場所はここじゃない

ああ天よこの仕打ちはあんまりじゃないか

大好きな君を 思い出す

なにも囚われることなく 全て描ける気がするような

白紙に影を射し落とすため

ここにいるわけじゃない

いかなる時にも お国のため

気遣いも笑みも絶やさず 寝食を忘れて尽くした

私が今や眺めるものは

染みた屋根の裏側

私が歌う場所はここじゃない

黴びた茵で春を讃えられるものか

私が歌う場所はここじゃない

ああ誰がこの仕打ちを仕向けたのだろう

私が還る場所はここじゃない

暗い土を抜けやがて空に昇る夜

私が還る場所はここじゃない

ああ未練の鳴神が轟き貫く

  • Lyricist

    Atree

  • Composer

    Atree

MISOPHONIA Front Cover

Listen to Don't forget me by Rose Panna

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  • 1

    Destruction and Creation

    Rose Panna

  • 2

    Misophonia

    Rose Panna

  • 3

    Entanglement of Fate

    Rose Panna

  • ⚫︎

    Don't forget me

    Rose Panna

  • 5

    Show me your smile

    Rose Panna

内省、呪縛をテーマにした全曲書き下ろしのミニアルバム。
おなじみのゴシック、ダークサウンドに加え、
初参加のerif氏との共同制作によるバラードも収録。
悩み、憎しみ、依存、恨み、慈愛…人のぐちゃぐちゃな内面を描いた作品。

Artist Profile

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