歌詞

あるいは初めから決まっていたのかもね

思い出すたび疼き出す傷の位置さえもが

たとえば僕らの恋が何千年も先で

花になって　雨になって

涙の色を明かす

季節はまた知らん顔で移る

今なら言えるような気がする

本当は君なんかもうずっと大嫌いだと！

誰かと別れ　ほどなく忘れ

本当にあれはもう一体なんだったんだと

いつでもいいから手紙を書いておくれよ

今のこの気持ちが偽物じゃなくなる前に

俺は比喩の抜け殻　手紙なら枯らした

言いたいことが筆跡の隙間に

知らず知らず芽を出していたから

どれも空虚です　去ったルートゼロ　俺はブートレグ

汚れた空のペンはすぐ焦げる　お前もブートレグさ　あるいは

なあ 俺は悲しい顔ができない　forest　拍

本当は一つの季節に一個ずつ

お前に嫌いなところを知らせたい

ずっと嫌いでいれるから

お前もずっと嫌いだと言ってほしい

その温もりの中で眠るから

覚えてる？

指の隙間　こぼれ落ちていく誰かの面影は

いつか君と見つけた世界地図

今ならわかる　そう口に出すことだけが

僕らをきっと歩かせるから

何かに出会い　また繰り返し

本当のことなんかもうずっと何もないんだと！

今なら言えるような気がする

本当は君だって そう きっと