歌詞

廊下ですれ違ったとき

つい肩をぶつけて笑わせた

「ごめん」なんて言えなくて

君の顔　赤くなるのを待ってた

ほんとはただ　声が聞きたくて

名前を呼べばいいだけなのに

気づけば　強がりばかり

心と逆のことをしてしまう

君に会うと　素直じゃなくなる

好きって言葉　喉の奥で詰まって

わざと意地悪して　君を笑わせて

胸の奥では　泣いているのに

こんな僕じゃ　届かないかな？

放課後の帰り道で

君のカバンをひょいと奪って

走りながら振り返れば

追いかける君が　可愛すぎて困る

ほんとはただ　隣を歩きたくて

「一緒に帰ろう」って言えればいい

気づけば　からかうことで

気持ちを隠す僕がいるんだ

君に会うと　素直じゃなくなる

好きって言葉　心では叫んでる

強がりの笑顔で　君をごまかして

夜になると後悔ばかり

情けないな…僕の恋

「ねぇ、いつもからかってばかりだよね」

笑う君の声に　胸が痛んだ

本当はね　君が好きなんだ

ただそれだけが言えないまま

君に会うと　素直じゃなくなる

でも今日は少し　勇気を出してみたい

冗談じゃなくて　目を見て伝えるよ

強がりじゃない僕を　君に見せたいんだ

「好きだよ」…たった一言