日本語ラップの知花タイ Vol.1のジャケット写真

歌詞

幻のうた

知花タイ

古いベル越し 眠たい改札

厚いシートへ ネーム書いたりさ

寝不足まるごと 始発前の目

薄藍の空が シャツまで染め

ホームの端には カビたロープ

どこから落ちたの 甘美な音符

消えそうな声は むしろキープ

ポケットに眠る 無人の切符

屋根の鳩も 歌う時計台

透明オルゴールの フタとケータイ

鳴らせばいつか 忘れた旋律

涙と笑顔を 混ぜ混ぜにする

記憶はいつも それとなくて膨大

誰かを探して 声のかくれんぼだ

指でなぞれば 錆すぐ失せろ

眠らぬホームで 欠伸する線路

幻の歌が 君を見つける

忘れた声へと 帰る道しるべ

上手く歌えない 今日も愛しい

掠れた一音も 僕は待ってる

破れた頁は 不備だが工夫

鉛筆つぎ足す 古びた楽譜

遠くで膨らむ 記憶の汽笛

懐かしすぎて きっと狂気的

君のその一歩は デカいのさ今日

線路を巡って 願いの残響

耳を澄ませば 心の受信機

急がぬ合図で ここノロく意識

拾った声なら 愛ごと放つわ

指先で弾む 迷子の鼻歌

黙って耐える 賢い普段

鏡に笑った 昔の自分だ

五線紙に階段 上に上へ位置

カバンを枕に 夢見るベンチ

裸で踊れば これじゃ通報

君を呼んでる 声待つホーム

頼りない鼻歌 線路を渡り

眠った時計を 優しく動かす

泣いていた君も 大切な君

震える声まで 抱えて歩こう

悲しみ食べ過ぎ 夜毎胃もたれ

風の音の底 喜びの種

片目で笑った 幻の車掌

終わりはただの 場所の移動さと

まぶたの裏で 覚める願い

歌えばほどける 荒れ胸が

駅に預けた 忘れもんは

君を呼んでる 明日への歌

幻の歌が 笛を鳴らせば

目覚めた願いが 窓辺に並ぶ

君が君自身を もう一度呼べば

明日への歌が 静かに始まる

始発のベルに 君の声ひとつ

古い駅から 新しい旅へ

始発のベルに 君の声ひとつ

古い駅から 新しい旅へ

新しい旅へ

  • 作詞者

    知花タイ

  • 作曲者

    知花タイ

  • ミキシングエンジニア

    知花タイ

  • マスタリングエンジニア

    知花タイ

  • ボーカル

    知花タイ

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