雨音に溶ける 静かな森で
ひとすじの糸を 指に絡める
滲んでくる 悲しみの粒
編み込んで
そっと風が囁く 「そのままでいいよ」
葉の囁きが 耳をかすめる
ひとつずつ 紡いでいく
涙の雫も 柔らかな糸
重ねた想いで 織る布
いつか私を 包む光に
木々のざわめきに 胸を寄せれば
ため息が 揺れてほどける
誰にも見えない 傷ついた夢も
この森は そっと見守っている
夜の星が語る 「大丈夫、歩けるよ」
霧の向こうに 明日が待つ
ひとつずつ 紡いでいく
孤独の影さえ彩る模様に
長い夜を越えた その先
きっと 光がある
雨のリズムに 心を重ねて
ぽつりぽつり 落ちる悲しみは
土に染み込む 柔らかな糸
私を織る布になる
ひとつずつ 紡いでいく
この足音は 続いていく
手のひらに残るぬくもりが
私の心を そっと灯す
森の風がささやく
その光を守って
- 作詞
Meenya Cocoon
- 作曲
Meenya Cocoon
- プロデューサー
Meenya Cocoon
- ボーカル
Meenya Cocoon
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夜風を紡ぐ
Meenya Cocoon
夜風を紡ぐ」は、静かな森の中で心を癒す優しいバラードです。雨音や風の囁き、夜空の星たちがそっと寄り添い、孤独や悲しみさえも温かく包み込みます。柔らかなメロディと詩的な歌詞が、聴く人の心にそっと寄り添い、希望の光を届ける一曲です。夜の静けさの中で、自分自身と向き合うひとときをお楽しみください。
