Lyric

酔っ払いの戯言が　大写しになる　駅前の大ビジョン

生温い批判に溺れて　おんなじ場所をぐるぐるする

焼き直しの焼き直しみたいな偶像が　闊歩するスクランブル

人混みの中誰に当たろうと　誰にも気に止められない

誰もが待ち望んだ　ここは理想郷

ここは魔都　電脳東京

地の果ての辺境

夢は塵に還るもの

人の波にかき消されるもの

ギガの心配をする間に

10メガの過密が襲いくる

人は離れゆくもの

巡り巡って無に還るもの

喪ってきたものたちが

嘲笑うように記憶を焼き尽くす

歌が虚空に消えたあの日々

画面の向こう側に誰がいる？

呼吸をしたかっただけのために

多くを殺め続けたかの地に

兎角この箱は狭すぎて

足をどかす場もない

東京

街並みを空から　見下ろすように　そびえ立つ鉄の塔

他人が作っただけの足場に　乗って優越を謳歌してる

どちらが檻の外で中なのかまるで分からない動物園

誰もが見せ物であること　誰もがまだ気付いてない

いつしか待ち望んだ ここは理想郷

ここは魔都　電脳東京

地に蔓延る邪教

夢は塵に還るもの

人の波にかき消されるもの

ギガの心配をする間に

10メガの過密が襲いくる

人は離れゆくもの

巡り巡って無に還るもの

喪ってきたものたちが

嘲笑うように記憶を…

時は移りゆくもの

古きを捨て今に変えるもの

明日の朝目が覚めたら

少しは風向きが変わってるはずさ