Lyric

鉱物 溶けてながれた 診療所で透析が

八倍速の演算 投薬 / 投与 論及の対象

栄養を奪う雑草は 全て残らず焼いてしまえ

聖像に従えば それはいつか理解されるってさ

整合の取れたアパート 小さな太陽 作り出す

心音に意味が増すたび 僕の体 冷たくなった

燻す土地 霧が立つ 水路にひとり佇んで

横たわる 粗悪品の山に 価値を見出そう

私達は隅から隅まで 間違えたって認めるから

そうしていつも ふさぎこむ

「ヘッドフォン 引きずって迷子になる」

私達は一から十まで 楽をしたって認めるから

そうしていつも ふさぎこむ

「ヘッドフォン 引きずって迷子になる」

「離れ離れの番いになって」

「眼球の奥 淡い横顔」

「暗い夜道も悪くはないよね」

神に近づいて 君を遠ざけて

採点を待っている イマでも

多めに見ても 君はいけないよ

引き止めたその手で その肩を

一緒に せーので突き落とそう

貝殻を砕いて波に溶かした夢 血の気が引く

怖いものは 伝えられぬ

「口裏合わせの物乞い達、手当たり次第君を刺した」

きっと僕らは 遠くへ行こう

私達は隅から隅まで 間違えたって認めるから

そうしていつも ふさぎこむ

「ヘッドフォン 引きずって迷子になる」

「離れ離れの番いになって」

「眼球の奥 淡い横顔」

「暗い夜道も悪くはないよね」