Lyric

妥協の連続で

僕は途方に暮れていた

心を閉じたまま

生きている意味などを探していた

正解めいた道に

足を向けては迷うけど

逃げ道を作って

明日に持ち越すと言い出して

身勝手な喝采を辟易して払い

乱れた魂を引き裂いて歌う

汚れない真っ白な心を

僕は踏みつけ走ってきた

君はそれでも足掻く僕を

いつもみつめて笑っていた

君を探したんだ

僕の思考の奥深く

知らない間に僕が隠していた存在を

低い可能性に甘えてすがり

払い除けてばかりの救いの手

子供の僕が抱えていた夢の

骨組みなんかが見えてしまっても

その全てが愛しいことに

何も変わりなどなかったのに

君の手は暖かく

冷めきった僕を支えていた

嘘に塗れ止まってる僕を

どんな気持ちでみているの?

ガラクタのような

宝物のような

全部を持ってはいけないけど

忘れやしないから

子供の僕が抱えていた夢の

骨組みなんかが見えてしまっても

その全てが愛しいことに

何も変わりなどなかったのに

君が目指した場所とは

全然違う方向だけど

もう一度走ってみせるから

どんな未来が開いたとしても許してよ