Lyric

金木犀が風にそっと揺れて

甘い香りに初めてむせ返る

君がどこかに隠していた香り

この目眩はきっとそのせいさ

幼い手を取り合い過ごした

あの日々も変わって行くんだね

真っ赤な柘榴を掴んで見詰める

君に僕の何か弾けた

これが僕の初恋だろうか

知らない香りに揺さぶられてる

君の横顔 大人になったね

何故だろう どこかが疼く気配

君の事見る眼が変わる僕を

嫌いになったりしてしまうのかな

ずっと友達で居れると思ってた

それは無理かもって声がする

髪を伸ばして どこを見てるの

僕の事置いてくみたいに

風に吹かれて 花の様に揺れて

いつの間に香り身に付けたの

変わる事が怖いって泣いてた

そうなんだ 君だって 同じ気持ちで

柘榴を噛んだ 君の手を掴んで

言葉に出来ないまま僕は…

ごめんね、傷付けるなんて思わずに

君の柘榴を一緒に噛んだ

金木犀の香りにむせたまま…

これが僕の初恋だったよ

知らない香りが君を包んで

柘榴の秘密　知った時僕は

口づけた　花の甘さに眩暈

変わる事が怖いって泣いてた

そうだよ　僕だってずっと思ってた

君とはずっと友達で居れると思ってたのに

恋をしてしまった　全てが変わった

君は花になり　僕は・・・