開いた箱の中で
猫は笑うか、泣いているか
確率でしか見えない未来に
僕らは何を信じている?
重ね合わせる無数の可能性
どの道が「今」を作ったのだろう
観測者のまなざしがなければ
僕はここにいないのかもしれない
リアルはどこにあるのだろう?
触れられるものだけがホントなのか
粒でもあり波でもあるように
僕も揺れてる、現実のはざまで
この手のひらから零れる光
確かに暖かいはずなのに
知覚するその瞬間に
別の未来が消えていく
選択と犠牲の狭間で
多世界が囁く「どちらもリアル」
だけどこの足元の地面だけは
嘘じゃないと信じていたい
リアルは誰が決めるのだろう?
この世界さえ幻かもしれない
因果を超えた視点の中で
僕は揺れてる、確かさを求めて
存在の証明を叫ぶ僕たち
粒子のように揺らぐ心
時間も場所もただの錯覚なら
一体何を掴めばいい?
リアルはどこに眠るのだろう?
選んだ未来だけが全てなのか
無限の波が折り重なる中で
僕は揺れてる、それでも生きてる
観測し続ける僕の瞳が
この世界をリアルに変えるなら
たとえそれが夢でも構わない
この時を抱きしめるだけだ
- Lyricist
PONSUKE
- Composer
PONSUKE
- Producer
PONSUKE
- Programming
PONSUKE
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Schrödinger's Real
PONSUKE