Lyric

二人で歩いた道の先で

僕は一人佇んでいる

照り返す夕陽に照らされて

また涙が零れる

君と歩いたこの道が

オレンジに染まるように

いつか見ていたこの景色が

空っぽの日常を

照らしてくれたように思えている

だけどもう見れないんだよ

一人ぼっち歩く僕は

辿っているんだよ

まだ辿っているんだよ

夕陽に光る思い出を

言葉だけ叫んで空回りでさ

さようならの声が響き渡る

心の奥に

最後の君の横顔を

忘れられずまた思い出す

いつか目に沁みた夕陽が

空っぽの心を

また満たしてくれるようにただ願う

それでも涙が出るんだよ

君はきっと笑うだろう

惑っているんだよ

ずっと惑っているんだよ

夕陽に染められた道を歩く

いつか二人見た景色と

空っぽのベッドには

まだあの日の思い出が眠っている

だから前を向けないんだよ

君とまた会える日を

願っているんだよ

ただ願っているんだよ

叶わないわかっているんだよ

僕は身勝手なんだよ

まぜこぜになった感情を

あべこべになった言葉で

伝えることができるのなら

過去も少しは変わるのかな

青を見上げてため息ついた

あの頃の僕らのように

夕陽が影を照らす