歌詞

記憶のカケラ　掌からこぼれ落ちる

触れるたび　透明な傷跡が増える

君の声が　遠い幻に変わる夜

心だけが　置き去りのまま漂う

もう二度と　あの日の笑顔は見れないと

わかってるのに　まだ探している

ねぇ　この痛みは　どこへ向かうの？

光と闇の境界線で　揺れる感情

消せない足跡　募る後悔の雨

ひとりきり　傘も差さずにたたずむ

窓の外　季節がそっと色を変えても

私の世界は　モノクロームのまま

ふとした瞬間に　香る君の残り香

幻だと　気づけば胸が締め付けられる

時が経てば　癒える傷だと言うけれど

どうすればいい？　まだ動けない

ねぇ　この想いは　どこへ消えるの？

現実と夢の狭間で　さまよう心

閉ざした瞳に　浮かぶ君の笑顔

ひとりきり　涙も枯れて見つめる

砂時計は　逆さまに落ちてゆく

過去へ戻る術　探しても見つからない

螺旋を描く　記憶の彼方へ

私だけが　取り残されたまま

ねぇ　この痛みは　どこへ向かうの？

光と闇の境界線で　揺れる感情

消せない足跡　募る後悔の雨

ひとりきり　傘も差さずにたたずむ　永遠に

この想い　そらに舞う　君へのレクイエム

こぼれ落ちる　最後の雫

無音の部屋　ただ息をする