Lyric

風が吹いて 海の匂いと

水の中 君が鳴らすオルゴール

それはどこか 遠い国までも

不思議なほどに 伝わるだろうか

「欠けたもの 埋めるだけ そうだろう」

浴室で問いかける そんな幽霊に会った

トンネルを響き合う エコー

追いかけて 走り出す木馬

通り抜けた ふたつのプリズム

深い青さで 何かを見ているの

頬に触れた 光の行方を

その青さで 見つめていて

まだ息は止めたまま

ぼやけた街の窓

誰もが朝を待つ

「欠けたもの 埋めるだけ そうだろう」

浴室で問いかける言葉

通り抜けた ふたつのプリズム

深い青さで 何かを見ているの

頬に触れた 代わりのないもの

その青さに 溺れていて

冷たい扉から 光が漏れる時

燃えるような泣き顔で まだ息は止めたまま

君がくれた 日々を集めて

綺麗な色に なれたらいいな