Lyric

朝焼け 平凡が訪れる

未来に怯えて 僕は憂いてる

錆びついた感情 言ノ葉に綴る

心臓は揺れ続け また明日が来る

交錯する 人の群れを横目に

辿り着く 雪解けの向こうに

君はいるから

世界の終わりに 愛を謳うだろう

不透明なその先も 指で君となぞるから

正解も不正解で　夜は凍えて

悲しげな陽だまりに 僕は包まれていく

深くへと 潜り込んでいた僕は

日々続く、生き急ぐ足すら

忘れかけても

世界の終わりに 愛を謳うだろう

偽った形さえも 溶けて満たされるから

正解も不正解で 夜は儚くて

ほとぼりに触れれば 僕は夢と化してく

空想 描く 未来予想図たちは

涙で 滲み ぼやけていってしまった

村雨の露も まだひぬ真木の葉に

霧立ちのぼる 秋の夕暮れ過ぎ去る