青二才の解放のジャケット写真

歌詞

魔法

雨の予感

放課後のチャイムが鳴って

机に突っ伏してる俺を

優しく起こしてくれる子猫ちゃんは皆無

1人で帰る

教室を抜けチャリに跨り

『ダリーな』なんてお決まりの言葉で

短いスカートのギャルに鼻の下伸ばしながら

1人で帰る

こんな毎日をつつなくこなし

たまに真面目な思いに耽って

こんなもんじゃねえ 何かになれるはず

ってマジで思ってた

拾ったギターで部屋に篭って

我を忘れて指先捲れて

母親の声聞こえてくるまで

研ぎ澄まされた時の部屋 風に吹かれて

ボブディランのように自由で

ブルーハーツみたく優しくて

ニルヴァーナみたいに燃え尽きたかった

あの娘の笑顔泣き顔ふと思い出して

笑えなくて走り出した

クソみたいな通学路を駆け抜けたそこには

振り返ったそこには

全て詰まっていた 馬鹿みたいに全てが

魔法の言葉を聞かせて 期待してみる

魔法の言葉を今でも 期待している

魔法の言葉を聞かせて 期待してみる

魔法の言葉とギターで夢想している

  • 作詞

    藤澤兄

  • 作曲

    藤澤兄

青二才の解放のジャケット写真

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<雨の予感>
香川県高松市在住の藤澤兄(vo.gt)藤澤弟(ba)による兄弟デュオ。前作1st mini album【乱反射】から二年の製作期間を経て、待望?の2nd full album【青二才の解放】をリリースする。二人が好む80's~90'sのポストパンク、 オルタナティブロック、シューゲイザー、フォークミュージックを自由気ままに落とし込み、この繊細な感性を表現できるのは最初で最後だろう、と覚悟を決めたアルバムである。相も変わらず自宅でレコーディングし、楽曲制作は兄(一部弟も歌詞)、エンジニアは全て弟が行っている。好きな奴はとことん好きだ。
«20世紀の残り物、ノスタルジーに浸りな»

アーティスト情報

  • 雨の予感

    2016年夏に結成。香川県高松市在住の藤澤兄弟による宅録ユニット。翌年にはYouTubeにて楽曲配信を始める。前作『乱反射』で大胆にダンスミュージックを取り入れ、今作『青二才の解放』では、ポストパンクからフォークまで様々なジャンルを自分達の色に落とし込んだ決定作を創り上げた。ジャケットから匂う20世紀の残り香を感じながら、田舎で生まれた兄弟の音楽を貴方は聞かずにはいられないだろう。

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RAIN RECORDS

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