最古の記憶が
こぼれ落ちるのを待っていたようだ
凍る背筋を他所に
座り込んだ床に映り込んだ
照明に引き込まれる
気がして怖くなった
最後の呼吸で
駆け足で黒いとこへ逃げた
ただ隔たれた3時に
滑り込み眠りに潜る
ことなきを得る夜
また目が覚めた朝には
目に見える全てのものを
愛さなくちゃいけないから
顔をうずめたまま
空を飛んでみたりして
何もいない場所で 想像は巡る
眠らない街を目印に泳ぐ
大きなひれを持っていないかい
たった ひとつ
ただの ひとつだけ
賑やかな声を掻き分けて見える
鮮やかな朝は寂しそうだ
たった 少し
ほんの 少しだけ
知ってるよ 眠る前の羊の数
知ってるよ 最後の子守唄
知ってるよ 海より深い悲しみ
知ってるよ 昨日泣いていたこと
- Lyricist
Rio Ota
- Composer
Rio Ota, Yu Ito
Listen to Fuyuei by hashinizen
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