歌詞

FMから

蘇るあのナンバー

流れるフリーウェイ

景色は変わってく

渋滞の街尻目に

駆け抜けてく

あの長いトンネルで

山を潜れば

目の前には海が広がる

君と走る海岸線

海猫がはしゃいでる

潮風を受ける横顔

君の髪がそっとなびくよ

靴を脱ぎ捨てたら

砂浜を駆け出そう

波が素足を追い越せば

潮騒が二人のビートを

奏でる

紅から

濃紺の宵の空

深まる夜の気配

楽しみはこれからさ

ビル街の明かり

遠くに輝いてる

運河に映り込んだ

工場のライト

ネオンのように夜を彩る

君と走る湾岸線

光の川に乗って

街灯が照らす横顔

まるでミラーボールみたいに

ギアを変えるふりして

君の手を握ったら

アクセル踏み込んで高まる

心拍数と共に夜を

飛ばそう

あの夏のこと今でも

思い出すよ

いくつものシーズンを

乗り越える度

色は塗り替えられるけれど

夢が醒めた今も

ずっと口ずさんでる

あの頃と同じメロディ

胸の奥で響くリフレイン

どんな深い傷も

忘れられない恋も

景色はいつしか流れて

やがて美しい思い出に

変わるさ