歌詞

いい子でいなきゃ、立派なことをしなくちゃ、美しくなきゃ。

SNSやアニメの影響でそう信じてる。

あれはエンタメ、ゴッコだよ。

ただ得意なことをしてるだけ、自分とはおよそ無縁。

酸いも甘いも、老若男女綯い交ぜな世界。

だからまわりの迷惑顧みずただ踊れ。

どんな好意も結局は受け手次第。

ならそのトキメキ撃てばいい。

自分にとっての当たり前、でもみんなにとってはそうじゃない。

とんがってマルからハミ出す個性こそが一番星。

この星にスターになりに来たんでしょ、お空のお星さまじゃなく。

だったら歌いなよ、輝くために。

デブ、ブス、それって自分だけの秘密兵器、地球の裏にもドキューン！！

コンプレックス、劣等感、ジレンマが火星にだって導いてくれる。

満たされない思いを原動力にどこまでも真っ直ぐススメ！

もうすぐはじまる、クラスの端っこで、目立たなかった子がそのトビラを開く。

いじめられていたあの子が、屋上から飛ぶかわりにその足で走り出す。

勝鬨挙げて、堰切って再び走り出す。

聞いて、女子たちその耳で、もうはじまっている新たな時代の宴。

千年後の教科書に刻まれるその名は……。

そのためにいまこの時代を生きている。

……でもどうすれば？

もう考えるのは終わり。

ただ自分らしくあればいい。