魂の調のジャケット写真

歌詞

魂の海へ帰ろう

にゃすの

誰かと繋がったり、お友達が欲しかったんじゃない。

ただ自分を見てほしかっただけ。

ただ自分の背中を見てほしかっただけ、褒めてほしいとか考えたこともない。

そのためには自分だけの場所に行かなきゃならないって知らなかったんだ。

だからとにかく人の多いところを彷徨った挙句、自分で勝手に壊れそうになった。

誰かが悪かったわけじゃない、そういうものだって知らなかったから。

はじめは人のせいにして自分を慰めて、やがて自分も責めた。

ボロボロに成り果てた頃、ようやく愛に気づいて……。

そしてまた間違いを犯した。

自分だけでなく、愛する人たちも傷つけた。

愛着、愛憎、偏愛、溺愛、盲愛。

あらゆる執着心が噴出してきて、その勢いに耐えかねる日々。

いのちが残りわずかになって気づくなんて、本当にバカ……。

生きていられただけで幸せだったなんて。

ただ生きていることこそが、素晴らしいことだなんて。

ようやくそう気づいて、そして最後に感謝だけが残った。

いまが最後の執着を手放す時、その時がついに来たことに気づいた。

もう何も怖くない、もと来た場所に帰ろう、安らぎの地へと。

あらゆる星たちの生まれ故郷、魂の海へ。

  • 作詞者

    にゃすの

  • 作曲者

    にゃすの

  • プロデューサー

    にゃすの

  • プログラミング

    にゃすの

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にゃすのによる3rdAlbum 「聞くべきは千年女子」「あなたはウソツキチャンピオン」をはじめ、忙しい毎日で自分を見失いそうなったときに本来の自分を思い出せるような曲を収録。見失いがちな自分と向き合える、寄り添えるような内容を目指して作りました。

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