Lyric

悪酔いしていたこの恋を

思うたび泣いてしまうのは

嫌いになれへん 忘れる事もでけへん

大阪哀愁歌

夜明け前歩いた戎橋

決まりセリフみたいな お前だけや

そんな綺麗な顔して 言うもんやから

不安になる

惹かれてはいけない 頭ではわかってる

好きになるほどに 辛くなってゆくだけど

取り乱したこの感情は

やけにあなたを信じてた

悪い癖さえも 全部愛おしくて

周りが見えなくる

道頓堀川うつるネオンも

淡くするほどのやまない雨に

小さな傘に寄り添って歩くから

雨が好き

核心をつくような 事を聞けないのは

曖昧な関係 それさえ壊わしたくなくて

少しずつ変わってゆく態度も

都合良く並べた嘘も

全部気づいてた

でもなんも言えへん

嫌われるの怖くて

狂気染みた目をしたあなたに

想いを伝えれば伝えるほど

理想とかけ離れた景色が

悲しく写るそれでもあなたが

大好きでした

何度も何度も泣いたけど

叶わなかったこの恋を

嫌いになれへん

忘れることもでけへん

大阪は今日も雨

悪酔いしていたこの恋を

思うたび泣いてしまうのは

一生に一度の 最愛のあなたに

愛されず枯れたから

大阪哀愁歌