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歌詞

ドール・ストーリー

ヤマアズク

不気味な森の中 ある館の地下室に

眠るように佇む人形たちが居た

まるでヒトのように精巧に作られている

人間が居ない間に密かに動き出す

人形は動いてはいけない でも夢があった

太陽に照らされた外の景色が見たい

何年経っただろう ついに痺れを切らして

ここから逃げ出そうと計画を立てた

「どうした、怖いのかい?」

「見つかったらどうなるの?」

「大人しくしなければ……」

「バラバラにされるだろう……」

待ち焦がれた逃げ出す時ついに今訪れた

人間が眠る夜を狙い静かにドアを開ける

無事に逃げられたとしても暗い森が待ち受ける

ならもっと遠くまで歩こう 目指すは森の外

「さあ、光を見に行こう!」

地下室を出た先はとても広い迷路のよう

小さい人形たちは途方に暮れてしまいそうだった

どうやらこの地下にはたくさんの部屋があるらしい

逃げ出す道求めて探検の始まりだ

「上に続く階段はどこだ?」

「この辺りはとっても臭いね」

「「あそこの部屋、床の模様は朱い水玉模様みたいだ」」

手分けして探そう ここを抜け出す通路を

なんとなくこの場所は異様な雰囲気がしている

この館の主は恐ろしい化け物で

想像より遥かに凶悪なのかもしれない

「ついに見つけた……!」

「上に続く階段だ!」

「まだ夜だよね……?」

「ただひたすら進め!」

上の階は地下より広く右も左も分からない

豪奢なソファーに大きな時計 シャンデリアが心を奪う

窓の外はまだ暗くて人間はきっと寝てる

でも急がないと夜が明ける 出口を探して

「朝が来て見つかる前に……!」

針は進んで陽の光が射し込む

焦る人形はついに探し求めた出口を見つけ喜びあふれる

『ある館の地下室には8人の人形たちが、とても穏やかに過ごしていて、それは平和なものでした。

しかしついに、人形たちは外の光を求めて、館から逃げて森を抜けて、本当の幸せを我が物としました。』

「見つかった!」

「逃げて!」

現実とは絵本のように上手くいかないもので

でも抗いたい 神よどうかハッピーエンドを見せて!

逃げ出すような悪い子にはひどい罰が待っている

まだ生きていたい 殺さないで! 私たちにも命はある

走れ走れ 逃げろ逃げろ 追いつかれないように

後ろを振り返る暇も無くただひたすら走るのみ

嗚呼ついに森を抜け自由の光を浴びる

息を切らしつつ歓喜に舞う 私は幸せだ

微かに感じる違和感

「あれ、みんながいな

不気味な森の中 ある館の地下室に

かつて人の形をしていた残骸があった

断たれた手 転がる頭 でも不思議なことに

その部屋の床の色は朱殷に染まっていた

  • 作詞者

    ヤマアズク

  • 作曲者

    ヤマアズク

  • ミキシングエンジニア

    ヤマアズク

  • マスタリングエンジニア

    ヤマアズク

  • プログラミング

    ヤマアズク

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