Lyric

ただ静かに好機を待つ

不条理を切り裂く雷よ

好い加減うんざりなんですが

すっからかんの足りない頭で

雑音ばかり撒き散らしてる

小さな井の中で満足気

御手製の正義を振りかざして

厚顔無恥極まりないわ

聴こえるか？

絶えず貼り付いた

薄っぺらいその笑みよ

纒わり付く金魚の糞も

押し並べてここから消え失せろ

混ざりあって濁った真贋も

飾り貼った未来さえも残さず

冷たく笑った悪魔の手の中

煮え滾った腹の奥から

溢れ出た言葉を呑み下し

虎視眈々爪を研いで

静かにその時を待っている

あっさりと転げ落ちた

ここでお仕舞いか

残念ですお疲れ様

にべもないな

そんなもんか

がっかりさ本当お前ら

薄ら寒いんだ

後悔してのたうつ様

目に浮かぶわ

今に見てろ

お高く止まった

痛い自意識の影よ

罵詈雑言に踊る舌

引き抜いてやるから

甚だ不快な表情も

しらを切った振る舞いも全部

昏い瞼に焼き付いている

ただただ息を潜めて

裏腹な期待を抱えて

青く燃える炎

絶やさぬように抱きしめていた

混ざりあって濁った真贋も

飾り貼った未来さえも残さず

冷たく笑った悪魔の手の中

煮え滾った腹の奥から

溢れ出た言葉を呑み下し

虎視眈々爪を研いで

静かにその時を待っている