

お兄ちゃんのあの大きな自転車に、僕の小さな足じゃまだペダルまで届かないけれど
どこに行くのも、僕たちの毎日の冒険にはいつも一緒だったのに
遊びに夢中になって、夕暮れの空き地に置き忘れちゃったんだ
慌てて探しに行っても、世界のどこにもなくて。やっと見つけた時には
もう二度と乗れないくらいに、あんなに大好きだったフレームが 無惨に壊れていたんだ
星になった自転車に飛び乗って、今夜、眩しい月まで行こう!
軽くペダルを踏み出せば、重力(ルール)を忘れてどこまでも行けるから
サドルの上で見上げる宇宙の特等席、僕たちの終わらない夏休みの設計図が、いま動き出す
お兄ちゃんの自転車はね、壊れて消えたんじゃない。空で一番眩しく輝く星になっただけなんだと
泣き虫な僕の防衛システムを包み込むように、誰かが優しく教えてくれたんだ
「僕ならきっと見つけられる」って、毎晩ワンルームの窓から夜空をスキャンして探しているよ
あの懐かしいサビついたチェーンの音(パルス)を響かせて、夜空をもう一度、一緒に走りたいから
何もかも脱ぎ捨てて、天の川の境界線(ライン)を滑走するんだ
去年は泣いてばかりだった僕のデフォルト設定(過去)を、銀河のきらめきで上書き(リブート)して
どんな暗闇のディストピアに迷い込んだって、このライトが明日を真っ直ぐに照らし出すから
「いつか追いつくよ」って、空の向こうの背中に向かって、僕は何度も心の中でペダルを漕ぐんだ
置き忘れたあの日の夕焼けの赤が
星座のパレットに 優しく溶けていく
もう壊れることのない 僕たちの特等席
月の裏側まであと少し 風もないのに 胸がこんなに弾んでいるよ
星になった自転車のペダルを全力で回して、世界の果ての月までひとっ飛びさ!
最初はすぐに息が荒くなったって、君の笑顔を思い出せば、どこまでだって飛んでいける
もう悲しむだけのタイムライン(昨日)には戻らない、この夜空のファンファーレを全身に浴びて
僕の中に生き続ける「お兄ちゃんの背中」という名の絶対のしるべを胸に
きらめく明日のグラデーションへ向かって、銀河のストリートを、軽やかに、どこまでも駆け抜けていくんだ!
- 作詞者
Kine Lune
- 作曲者
Kine Lune
- プロデューサー
Kine Lune
- ボーカル
Kine Lune

Kine Lune の“兄機”を
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アーティスト情報
Kine Lune
作詞、作曲を手掛けるアーティストプロデューサー ポップ&キャッチーなメロディー。言葉遊びで表現し、一聴しただけで思わず口ずさんでしまう歌で世代に圧倒的な支持を得ている。
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