ゆきげしょうのあさ 冬の朝と猫と白い余白のジャケット写真

歌詞

ゆきげしょうのあさ 冬の朝と猫と白い余白

sleepytimelofichannel

しろい息がほどけてのびて

窓のふちで朝が目をさます

うすい雪の化粧をまとい

街の輪郭がやわらぐ

ねこと歩幅を合わせれば

胸の鼓動が静かにそろう

指先にふれる冷たさひとくち

ポケットの中で手を重ねる

ゆきげしょうのあさをたどりながら

きょうの言葉をほどいていく

やわらかなひかりのリズムのままに

あしたの入口をみつけだす

ベンチの木目が淡く濡れて

柵の上に白が並ぶ

ねこのひげがきらり光って

笑みがひとつこぼれ落ちる

ひと呼吸して空を仰げば

薄い雲から日がこぼれる

ゆきげしょうのあさをたどりながら

言葉はそっと澄んでいく

白い余白のぬくもりだけ

胸にしまって歩いてく

靴音だけが拍を刻み

遠い電車が低く鳴る

ねこがしっぽで前をさして

角のむこうへ誘ってくれる

マフラーの端を結びなおし

名前のない合図をひとつ

指先まで陽だまりが届く

ゆきげしょうのあさをたどりながら

きょうのページをとじていく

やさしいひかりに手をひかれて

あしたのページをひらいてく

同じテンポでならぶ足音が

静かな終止にほどけていく

角を曲がれば湯気の匂い

ねこと「おはよう」をわけあう

  • 作詞者

    sleepytimelofichannel

  • 作曲者

    sleepytimelofichannel

  • プロデューサー

    sleepytimelofichannel

  • その他の楽器

    sleepytimelofichannel

ゆきげしょうのあさ 冬の朝と猫と白い余白のジャケット写真

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    ゆきげしょうのあさ 冬の朝と猫と白い余白

    sleepytimelofichannel

雪の化粧でやわらいだ朝を、猫と歩く穏やかなひととき。あたたかな鍵盤とナイロン弦が白い息の温度に寄り添います。

アーティスト情報

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