独り芝居の多言語のジャケット写真

歌詞

独り芝居の多言語

yadorigi

白い昼

まばたきひとつ

その仕草で

もうわかってしまった

それは愛じゃない

祈りでもない

ただひとり

自分に触れているだけ

話しているのに

聞いていない

見つめているのに

見えていない

その瞳はもう

こちらじゃなくて

鏡みたいな

自分を見てる

独りよがり

自己陶酔

言葉だけが

やけに甘い

その熱はたぶん

こちらへは来ない

君は君にしか

触れていない

わかった瞬間

少し冷えた

ああ いま君は

君に酔ってる

Solo show

Monologue

Narcissism

Autoadoración

独り芝居の

その真ん中で

君は自分を

抱いているだけ

Egocentrismo

Autoamour

Selbstrausch

Autoculto

触れたつもりで

触れていない

その視線は

君へ戻るだけ

優しいふりで

近づいても

結局ぜんぶ

君のためだろ

慰めじゃなく

確認なんだ

“自分はまだ

愛される”って

拍手のない

舞台の上で

ひとり勝手に

幕を上げる

こちらの痛みは

小道具みたいに

都合よくただ

置かれている

見抜いた瞬間

音が減った

ああ いま君は

君しか見てない

Solo show

Monologue

Narcissism

Autoadoración

その口づけも

たぶんほんとは

君が君へ

返してるだけ

Egocentrismo

Autoamour

Selbstrausch

Autoculto

こちらを見ても

見えていない

その感情は

君へ落ちるだけ

独りよがり

Self-obsession

独り遊びの

ような devotion

恋じゃなくて

自己接続

愛じゃなくて

自己再生

白い昼の

観測のなか

熱だけ妙に

浮いて見えた

君が誰かを

欲しがるたび

ほんとは君を

欲しがっていた

Solo show

Monologue

Narcissism

Autoadoración

わたしはそこで

やっと気づく

君の相手は

君だったんだ

Egocentrismo

Autoamour

Selbstrausch

Autoculto

愛に見えても

愛じゃなかった

白昼だけが

それを照らした

独り芝居の

その終わりで

残る静けさ

だけがほんとだ

白い昼

まばたきひとつ

その仕草で

もうわかってしまった

それは愛じゃない

祈りでもない

ただひとり

自分に触れているだけ

  • 作詞者

    鮫島宏明

  • 作曲者

    鮫島宏明

  • プロデューサー

    鮫島宏明

  • 共同プロデューサー

    鮫島宏明

  • マスタリングエンジニア

    鮫島宏明

  • シンセサイザー

    yadorigi

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    独り芝居の多言語

    yadorigi

**『独り芝居の多言語』** は、恋愛の姿を借りた自己陶酔と、その本質を見抜いた瞬間の静かな覚醒を描いた楽曲です。

優しい言葉も、甘い視線も、愛情に見えた仕草も、すべては自分自身を満たすためのものだった。

英語やさまざまな言語で繰り返される自己愛のフレーズが、終わらない独り芝居を鮮やかに浮かび上がらせます。

「君の相手は君だったんだ」

『独り芝居の多言語』は、愛と自己陶酔の境界を冷静に見つめ、気づいた後に残る静けさを描いた、鋭く知的な心理的ラブソングです。

アーティスト情報

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