歌詞

鏡の渦へ、落ちておいで!

向こうの私が　手を招く

Spiral mirror — 目を逸(そ)らすな

鏡の渦へ、落ちておいで!

磨(みが)かれすぎた　夜の面(おも)

映るものだけ　生きている

右と左が　嘘みたい

足はひとりで　逆(さか)へ行く

指でなぞれば　波紋(はもん)が立つ

名を呼ぶ声で　丸くなる

反転したまま　泣いてみる

頬の濡(ぬ)れ方　いつも通り

触れぬ表面(ひょうめん)　熱いのに

境目だけが　冷たくて

迷う角度で　鍵が回る

こちらとそちら　同じ歌

落ちて上がって　また落ちる

渦を抜ければ　輪になれる

向こうの私は　笑ってる

この私だけ　まだ見てる

鏡の渦へ、落ちておいで!

輪になった目で　世界を見る

Spiral mirror — 目を逸らすな

鏡の渦へ、落ちておいで!

落ちて…　おいで…