Lyric

あなたが「白」と言えば それが真実（ほんとう）だった

迷路みたいな社会（まち）で 唯一の出口みたいに

疑うなんて言葉 辞書にもなかった

その手だけを 固く握りしめてた

「大丈夫」と笑う 目が合わなくなったのはいつから？

知らない固有名詞（ことば）と 乾いた相槌

（まさかね…） 打ち消してた

あなたの言葉だけが 道しるべだった

台本（セリフ）めくる音が あの夜 確かに聞こえた

完璧な「正しさ」が "Broken like glass"

白と黒の間に 落ちていく私

息もできず 立ち尽くしてた

あれから世界全体 輪郭がぼやけてる

優しいテレビのニュースも 誰かの親切も

スローモーションみたいに 信じられない

「期待」って言葉が 一番の毒なんだって

賢い大人は みんな知ってる

私も早く 覚えなきゃ

"I wanna believe you" 信じさせてよ

あの日の温もり 嘘じゃなかったと

でも心は 答えを知ってる

期待しないのが 賢い「生き方」？

完璧な人なんて いないと知ってる

それでも… あなただけには

違ってほしかったんだ

"I wanna believe you" でも怖いんだ

あの日の温もり 嘘じゃなかったと

でも心は 答えを知ってる

"Trust no one" それが「歩き方」

"Everything is gray" でも 上手く歩ける

ただ、あなたの あの笑顔だけは

白いまま 記憶（ここ）に残してほしかった