

これが望んだ夜明けなら
思ってたより暗いかな
スマホサイズのライトじゃ
ヘビーな夜は耐えがたい
後が無い故に
跡が残るほどに踏んだライン
だけど勇み足も急ぎ足も
俺は好きじゃない
増えたギャラとDM
減ってきてる未練
2022から見れば変わりすぎた視点
寄せた皺と眉間より
深い溝を知ってる
ジャッジメントチェーン
彼と同じく今は右へ
あって無いようなプライド折って
あっけのない最後
迎えた俺もきっと
今はかつてないほどBright
一度決めた退路
でもチラつく過去
未だナカノはシラフの腕離さないよ
かつては悪戦苦闘して
あくせくとCheckしたアクセント
書く原稿
ブロードキャスティングで
磨いたよ活舌も
愛してるよ
あの頃から欠かさずしてる
マイクテスト
あの会社が手放した
若手社員は折れても握り続けたよ
シャープペンシル
(目指す成功)
春に折れたサイリウムは
未だ光ってるよ
星の光が届くまで時間かかるみたく
SOSを出す
過去の自分ともようやくセッション
誰もが2face
どっちが自分って
決めなくたって良いよ
昔のお前や今のことだって
長い目で見りゃ一緒
You are enough
この言葉が欲しかったんだあの日
I’m enough
疑心が自信に変わるくらいには
今enough
「ごめん」の9割は
「ありがとう」に言い変えられる
でもごめん
それが出来ずに
俺はまた繰り返してる
Who’s that? 誰もが2face
入れ替わり テセウスの船
俺は勝ちと負け以外で
価値をつける人間
お前が冗談まじりで取る
そのマウント
それが俺には世界のどんな山より
過酷に見えるイリュージョン
もうしねえ茫然とStand on
スクランブルコンプレックスの
どセンター
終わりが見えないから
ずっとラストスパート
力みすぎて社会はみ出た
シュークリームみたい
鼻につけばナめられるが
社会の方は甘くない
週2,3 してるバイト
歴に反し若くない
出来次第で変わる未来
エフェクト起こすバタフライ
前に進む度
引きずる2年前の死体
光当たることで増えた
陰が自分の実態
8番出口じゃ引き返す
異変を感じながら進むライフ
これは現実
満を持したTake2
誰もが2face
どっちが自分って
決めなくたって良いよ
昔のお前や今のことだって
長い目で見りゃ一緒
You are enough
この言葉が欲しかったんだ あの日
I’m enough
疑心が自信に変わるくらいには
今enough
- Lyricist
shirafu
- Composer
heel hold
- Recording Engineer
Daichi Ishiyama
- Mixing Engineer
Daichi Ishiyama
- Mastering Engineer
Daichi Ishiyama
- Vocals
shirafu
- Rap
shirafu

Listen to 2face by shirafu
Streaming / Download
- 1
Prime Number
shirafu
- ⚫︎
2face
shirafu
- 3
barbarity (feat. noma)
shirafu
- 4
ktkr (feat. PM Kenobi & KVGGLV)
shirafu
- 5
Blue
shirafu
- 6
So Close
shirafu
「ラップスタア2024」の応募動画がSNSで話題となり、突如としてHIPHOPシーンに姿を現したシラフ。楽曲制作に加え、精力的にライブも行っており、全国津々浦々にその名前を轟かせている。
そんな彼がキャリア3年目の集大成として、2nd EP「青い」をリリース。
順調な滑り出しに見えるシラフだが、この1年は迷走したという。
過去の復讐と自己救済の為に制作を始めたはずが、報われるには十分な視線が集まったことでその大きな目的を失ってしまった。
その後コンスタントに制作を続けるも、自身の中にあるシラフの存在が徐々に大きくなり人格の乖離が生じる等、悩みは尽きなかった。
本作品では、両人格への葛藤、アーティスト"シラフ"として進む覚悟が描かれている。
Single「蛮行」でもタッグを組んだ、注目のトラックメイカーHeel Holdが全てのトラックを担当。
客演にnoma,PM Kenobi,KVGGLVを迎え、自身の憧れと対話する形でラッパーとしての感性を磨いた。
1年という短い時間の中でめまぐるしく変わった、心境と覚悟。
過去の自分や音楽との「対話」をテーマにした、らしさ溢れる等身大の作品。
Artist Profile
shirafu
■シラフ■ 1999年生まれ、島根県出身のラッパー。島根県でラップを始め、現在は東京に活動拠点を移している。学生時代は吹奏楽部だった為、クラシック音楽尽くしの日々を送る。そんな時、知人から"tofubeats"や"PUNPEE"を勧められたことで、HIPHOPと出会う。新社会人時代、仕事でうつ病になったことをきっかけに自己表現として本格的に音楽活動を始める。社会に訴えたいことをラップにする大会『NIKKEI RAP LIVE VOICE』では、苦しんだ新社会人経験の苦悩を描いた楽曲が評価され、初代王者に輝いた。 等身大且つリアルな表現は「楽曲」「ライブ」共に強く評価され、多くの支持を集めている。 その後ABEMA「ラップスタア 2024」を動画審査で敗退するもSNS上で注目を集める。 同年8月、TOKYO世界と、トラックメイカーのSKINNY YMTとLegal nerd boyzを結成。音楽活動以外にもポッドキャスト「Legal nerd boyzの実家のふとん」をスタートさせている。 人目が大の苦手。応援してくれるあなたが好き。
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