Lyric

渦を巻いて立ち昇るフレーバー

覚えたて 張る肩のネイバー

瞬間躓いた 落ちる先は踊り場

靴を変えたらそこへ立とうか

よろけたって溢さないような

浅めに注いだ 薄い緑のチェイサー

こっちおいで 足を引いて あとはそのまま

手を回して 踏み出す合図を

踊らせないでこんな狭いところで

踵の支えが折れちゃうでしょ

押し退けたい 遮る全部を

言葉じゃないの 目で語ってちょうだい

そうでもしなけりゃつまらないでしょ

限りのない物には興味ない

足が嵌る深いクレーター

靴に付いた泥を払おうか

振り返り睨んだ 薄明かりのバーカウンター

服の袖に染み入るフレーバー

蛇みたいに絡みつくネイバー

散々漂って 挙句 全部戻した

勿体ぶらないで今すぐにちょうだい

腹の奥底が喚いてるのよ

ありあわせの物でいいから

さあ ここではないどこかへ連れて行って

ひとりで居ると気が気じゃないのよ

まばらな憂いを取り払って

始まる終わるは誰次第なの？

気付かずに髪を解いた

そっぽ向いていないで 何回でも繰り返して

手を回して 踏み出す合図を

踊らせないでこんな狭いところで

踵の支えが折れちゃうでしょ

押し退けたい 遮る全部を

もう 言葉でも目でも語らないで

煩わしいったらありゃしないでしょ

限りのない物達も

目に留めない 端から興味ない